2008年6月28日
Adobe AIRでeラーニングの可能性
『日本語環境に正式対応した「Adobe AIR 1.1」公開』というニュースリリースが発表されましたが、いよいよ持って普及に弾みがつきだしたAdobe AIR。最大の問題は、Adobe AIRを何に使うか?という点ですが、一つの回答として「eラーニング」が挙げられるのではないでしょうか。
『アドビ、RIA技術でWeb会議/eラーニング・ソリューションを刷新』の記事の中にAdobe AIRについても触れられていますが、eラーニング市場に食い込めるポテンシャルを持っているのではないかと思う次第です。
eラーニングでのポイントは「教材・テスト作成」「学習・学生管理」を何で実現するかというところです。
オリジナルアプリケーションの作成はコストがかかります。先日アップグレードされた「Adobe Director 11」で開発するのがひとつの手ですが、Adobe AIRを使えばさらに開発コストを下げられるのではないかと思うわけです。
投稿者 lepracaun : 10:58
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2008年6月22日
気になるのはモバイル版ブラウザ戦争
世間が、Firefox3の正式版リリースに浮かれ騒がれている昨今、一際冷めた目で見ている自分がいます。
当然、自宅および会社のPCにさっさとインストールしたのは間違いありませんが・・・
もちろん、Firefox3はすばらしいと思います。「爆速」と呼ばれるほど改善されたレンダリングエンジン。そして、あれほど食いまくっていたメモリ使用の改善。
以前の記事「Firefox 3 Beta5 をインストール」でも書いたように、Firefox3はβ2から試している身です。当然、正式版リリースが嬉しくないはずはないのです。
・・・が、世間が「ダウンロード数でギネスに挑戦」とか、大騒ぎしていると逆に冷めてくるのが天邪鬼な性格ゆえ。Firefox1.0のとき、社内で一人Firefox普及活動?していたのも今や昔の話。今度はOpera9.5でも使ってやろうかと思ったりするわけです。
それは冗談ですが、PC版の第2次ブラウザ戦争が勃発する中、PC用のブラウザだけに注目していて良いのかな?と甚だ疑問に思います。
次の戦場は明らかにモバイル&非PC用のブラウザなのは間違いないのです。
先日、「Mozilla、モバイル版Firefoxのモックアップ披露」というニュースがありました。そのときのデモも、「Mozilla Labs」の「Firefox Mobile Concept Video」にアップされています。
ようやくMozillaは、モバイル版に対してここまで来た・・・というかまだここレベルにしか達していないということです。もちろん、正式発表までにはさらに完成度を高めてくるでしょうけど、問題はどこに、何に採用されるか?ということです。
すでに携帯用ブラウザだけでなく、NintendoのWiiやDSに「Opera for Nintendo」に採用実績のあるOperaのように、どこまで採用実績を増やせるかが問題なのです。
今最も勢いのあるモバイル用ブラウザエンジンはMozillaではなく、Safariに採用されているWebkitです。
モバイル版ブラウザといえば、これまではOperaでしたが、Opera Mobileすら追い抜きそうな勢いです。
Webkitが有力視される理由は、密かに浸透している開発環境です。
我々Webクリエイターが今後開発していくAdobe AIR、AppleのiPhoneやiPodTouchは当たり前として、GoogleのAndroidもサポートしています。
もちろん、追われるOperaも「Opera リンク」で囲い込みを始めました。
Firefox3でダウンロード記録ギネス達成?のMozillaは大きな出遅れ組みです。Firefox MobileでどこまでWebkitやOperaの追随できるか?
Firefox3のダウンロード数とか、ブラウザシェアよりも、そちらのほうがずっと気になる昨今でした。
投稿者 lepracaun : 20:58
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2008年6月15日
各RIAプラットフォーム・・・真の狙いはOSを影の存在にすることか!?
このブログでは、立ち上げ当初からAdobe AIRやSilverlightなどの、RIA技術を追いかけてきました。
いまでは随分と余計な要素(いわゆるノイズ)が混じるようになってしまいましたが・・・
Adobeの「AIR」、Microsoftの「Silverlight」、Googleの「Gears」、Sunの「Java FX」、Curlの「Nitro」等々・・・
いずれも、ブラウザとデスクトップの両方にRIAを実現する技術で、アプローチ方法やベースとなる技術が違うだけで、その狙いはほぼ同じものだと思います。
それは、OSを影の存在にすることです。
ブラウザの枠を超えて、リッチなWebアプリケーションを実現するとか、ブラウザからPCのローカルデータにアクセスすることが「真の」目的ではないと思います。
どちらかというとそれはMicrosoftやAppleといった、OSを提供している企業を刺激しないための目くらましだと思います。
さて、ここ最近の私が個人的に気になった記事が3つあります。
- 新プラットフォーム戦争に備えよ。Google GearsはMicrosoftの利益を直撃する
- Curl、デスクトップRIA対応の”Nitro”をリリース
- OperaがGoogleの「Gears」をサポート
第一段階として、インストールして使うアプリケーションから、ブラウザを使うWebベースに移行があります。
Google ドキュメントや、Zohoなどで提供しているワープロソフトや表計算ソフトなどがその代表。
両者とも一部でGoogle Gearsを使って、PCのローカルデータにアクセスできます。
Webアプリケーションがどんどん進化して、インストールタイプのアプリケーションソフトと同等になったとしても、オンライン上でしか使えなかったら用途は限られますが、その問題はすでに実用レベルで解決目前にまでi至っています。
こうなると、なんでもWebベースで・・・となるのが自然の流れ。
企業でも個人のPCに保存して欲しくないデータは、サーバーで管理。そうでなければローカルに保存することを許可する。こういったデータの管理の仕組みも実現可能です。ローカルにインストールするタイプのアプリケーションより企業側のコントロールがしやすい点、導入コストが安くなるケースもあるでしょう。
なんでもWebベースで・・・となると、OSは何でもいいや・・・ってことになります。
まず、インストールして使うタイプのアプリケーションから、その存在価値が低下を始め、やがてはOS自体の存在価値が低下を始める・・・
Adobeの「AIR」、Microsoftの「Silverlight」、Googleの「Gears」、Sunの「Java FX」、Curlの「Nitro」等々・・・はいずれもその可能性を秘めています。
私は前から実用的なAIRアプリなどの出現を歓迎してきました。なぜなら企業が採用に至るような実用的なRIAがこれらRIA技術の革新の要だと思うからです。逆に言いますと、ガジェットのようなお遊び的なものしか出てないうちはまだまだといえるでしょう。
ここまで見えてくると、将来有望な企業・技術が見えてきます。
まず、上記の技術を開発・提供している企業(どれが将来の覇者になるかはわかりませんが・・・)
そして、これらの技術を使って開発できるクリエイターやデベロッパー・・・
さらに、これらをSaaSやASPとして提供する企業・・・ということになります。
個人ベースで考えれば、これらの技術を使って、デザイン・開発できるように日々情報を追いかけておくことが必要そうです。
それにしてもどれかがスタンダードな技術になるとしたら、いったいどれでしょうね?
WebクリエイターとしてはAdobe AIRあたりになってくれるとありがたいですが、実はGoogle Gearsが最も有望ではないかと感じています。
投稿者 lepracaun : 14:03
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2008年6月 3日
いよいよ媒体が注目し始めたAdobe AIR
Adobe AIRギャラリーに、「ホットペッパー AIR サンプルアプリケーション」と「じゃらん AIR サンプルアプリケーション 」が掲載されていました。
以前の記事でご紹介した「ASKUL DESKTOPβ(アスクル デスクトップベータ) 」はかなり実用的なAIRアプリですが、今回は媒体系のAIRアプリです。
サンプルアプリケーションというだけあって、試験段階ですが、媒体がAIRに注目し始めたのちょっと気になる事態です。
Adobe AIRに注目を集めている割に、私個人としてはデスクトップガジェットが好きではありません。
ついでに言うとブログパーツも好きではありませんが・・・。
正確に言うと、おもちゃみたいな非実用的なデスクトップガジェットが好きではないのです。
仕事でブログパーツを作ったこともありますし、プロモーションの一環としてデスクトップガジェットの作成も考えたりしています。
でも、真に業務に使えるAIRアプリが出てこない限り、クリエイター達の玩具でしかないと思っています。
アスクルのようなECとしてAIRアプリも面白いですが、媒体としてのAIRアプリも興味あります。
ホットペッパーのようにお店検索からクーポン、飲み会の幹事さんに便利な機能をいろいろ追加していけば面白いのではないかと・・・
もちろん、単なる媒体としてだったら、ブラウザでサイトにアクセスしたほうが手っ取り早いので、もっと何か面白いAIRならではの仕掛けが必要だと思いますが・・・
投稿者 lepracaun : 02:28
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2008年4月11日
「Adobe Media Player」正式版を公開
Adobeが「Adobe Media Player」正式版を公開しました。
Adobe AIRアプリケーションで、インストールの際にはAdobe AIRをインストールする必要があります。
現在のところ米国のAdobeサイトからしかダウンロードできないようです。
当然、メニューとかは英語。
【ダウンロード先】
http://www.adobe.com/products/mediaplayer/
さて、早速インストール。
FLVファイルをいくつかドラッグアンドドロップして直接再生させてみました。
FLVファイルを直接再生させるだけではなく、他にももろもろの機能があるのですが、サードパーティ製のアプリケーションを使わず、FLVファイルを直接再生させられるだけでも、非常にありがたいですね。
なぜなら、フリーウェア、シェアウェアを含めてサードパーティ製のFLV再生プレイヤーはいくつかあるものの、どれも満足いくソフトは無かったからです。
それにAdobe公式?というのが安心できます。
インターフェイスもイカしていますし、動作も安定していて問題なさそう。
こういったAIRアプリがどんどん増えていくといいですね。
投稿者 lepracaun : 13:52
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2008年4月 9日
ようやく出た商用AIRアプリ「ASKUL DESKTOP -アスクルデスクトップ-」
これまでのAdobe AIRアプリと言えば、玩具的なもの、アクセサリー的なものがほとんどでした。
Adobe AIRに限らず、基本的にデスクトップ・ガジェット、デスクトップ・ウィジェットと呼ばれるものはちょっと面白い小物的なものがほとんどです。
実際、ビジネスで利用されるものは少なく、プロモーションの一環としてプレゼントとして配布される場合はあるものの、そのガジェット自体に実用性があるものは本当に少なかったのが現状です。
ところが真の商用AIRアプリが登場しました。
「ASKUL DESKTOP -アスクルデスクトップ-」
http://www.askul.co.jp/f/adesk/adesk00/

簡単に言うと、アスクルの商品検索・オンラインショッピングができるというシロモノです。
確かに、アスクルを利用しない人や、アスクルは利用するけど電話で注文してしまう人、ブラウザから普通にオンライン注文してしまう人から見れば、必要のないものかもしれません。
ですが、これまで発表されたAIRアプリと比較して、その「商用度」は比較にならないと思います。
AIRが単なる趣味レベルのデスクトップ・ガジェット制作ツールで終わらないよう、今後、同様のAIRアプリが登場することを期待します。
投稿者 lepracaun : 00:44
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2007年10月 9日
AIRアプリケーション「top100videos」
Adobe AIRの可能性を探るべく、引き続きAdobe AIRアプリケーションを物色しました。
AOL Musicから提供されているAdobe AIRアプリケーション「top100videos」をダウンロードしてみました。
AOL Musicにアップされているミュージッククリップを視聴することができます。
アプローチの仕方としては先日紹介した「Skimee」と似ていますね。
お気に入りに追加したり、フルスクリーン表示や、デスクトップのサイドバーに表示したりと、いろいろカスタマイズできます。
ブラウザベースのWEBアプリケーションとAdobe AIRアプリケーションの違いの一つがこういう点。
Web Designing誌の2007年8月号に記載されていたAdobe AIRアプリケーションの特徴を引用させていただきますと・・・
- 組み込みデータベース「SQLite」を搭載
- ドラッグ&ドロップへの対応
- クリップボードが利用可能
- 複数のウインドウを扱える
- OSネイティブのファイルダイアログが利用可能に
- 拡張子の判断でAIRアプリケーションが起動
- PDFファイルが組み込める
- HTMLの透明化機能
- ファイルアイコンが利用可能に
- オン/オフラインを検知するAPIが使える
結局、WEBブラウザの限界、WEBブラウザのユーザビリティの不足を補うことができるという点が挙げられます。
今は、最新技術に興味があるクリエイターや開発者だけしか体験していないと思われるAdobe AIRですが、私個人としては、WEBブラウザに不慣れな一般ユーザーにこそ必要とされているものではないかと思うわけです。
投稿者 lepracaun : 00:46
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Adobe AIR のバージョンと有効期限
現在、Adobe AIRはBeta1とBeta2が公開されています。
その点でいくつか注意事項があります。
Beta1とBeta2は同時にインストールすることが可能ですが、AIRアプリケーションをインストールする際に、両方インストールされているとエラーになる場合があるということです。
たとえば、私の環境では、AIRアプリケーション「Skimee」は、Adobe AIR Beta2がインストールされている状態ではうまくインストールできませんでした。
その際は、Beta2をアンインストールしてからもう一度インストールしなおすとうまくいきます。
もう一つの注意点。それはBeta1もBeta2も有効期限が設定されているということです。
Beta 2は2008年6月1日まで。
Beta 1は2007年12月11日までしか動作しないように設定されています。
現時点では、AIRアプリケーションを作成する際に、Beta1とBeta2の両方で動作することが好ましいですね。
それと同時に、常に最新版をチェックしてダウンロード&動作チェックしておくようにしておきたいですね。
投稿者 lepracaun : 00:03
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2007年10月 5日
AIRアプリケーション「Skimee」
動画投稿サイト「Ameba Vision」からダウンロードできるAIRアプリケーション「Skimee」をさっそく試してみました。
まずはAdobe Labs DownloadsからAdobe AIRを取得。
その際に注意しなくてはならないのが、この記事を書いた2007年10月3日現在、beta1とbeta2の2つのバージョンがダウンロードできるということ。
私の環境では、Adobe AIR beta1でしか動作しませんでした。
とりあえず、Adobe AIR beta2や旧Adobe Apolloなどをインストールしていたので、アンインストールしました。
それからAdobe AIR beta1をインストール。
次にSkimeeをダウンロードして、実行。
Ameba VisionやYouTubeの動画を再生できます。
Windows版、Mac版とありますが、Windows XPでの推奨環境はCPU:2.4GH、RAM:1GBとありました。
しかし実際そこまでのスペックがない我がノートPCでも、比較的軽快に動作しました。
ページ遷移が無いことのメリット
YouTubeやAmebaVisionのサイトのように、HTMLで動画を再生する場合、基本的に動画を切り替える=HTMLのページが遷移するということです。
もちろん、やり方によってはページ遷移無しで動画を連続再生も可能でしょうが、現在のYouTubeやAmebaVisionのサイトはそのようになっていません。
最近、HTMLというかWEBブラウザのユーザビリティというものについて考えさせられることが多いです。
ブラウザに慣れた人にとってはどうということのない操作性が、不慣れな人には非常に使いにくいということです。
HTMLの最大の特徴であるハイパーリンクによるページ遷移もそうです。
ハイパーリンクで他のページへジャンプすることが、不慣れな人には使いにくく不安を感じさせるのです。
Adobe AIRはそういったユーザビリティを解決する一つの手段ではないかと思います。
今回ダウンロードしたSkimeeは、ページ遷移なしに動画を切り替えながら再生できます。
インターフェイスとか改良の余地はあるにせよ、YouTubeやAmebaVisionのサイトで動画を見るより、とってもラクです。
Google Docs & Spreadsheetsのように、デスクトップアプリケーションがどんどんWEBアプリケーションに移行していく流れと・・・
Adobe AIRや、Google Gearsのように、WEBとデスクトップアプリが融合していく流れと・・・
いま、二つの大きな潮流が非常に面白い状態になっていますね。