アプリ配信プラットフォームについて

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AppleのApp Storeの成功を見て、似たようなビジネスモデルが雨の後の竹の子のように出てきましたね。

■Android端末向けのアプリ配信プラットフォーム「Android Market」
http://www.android.com/market/

■JavaプログラムやJavaFXプログラムの販売サイト「Java Store」
http://store.java.com/

■Nokiaの携帯向けコンテンツ配信プラットフォーム「Preminet」

そのほかにもPalmあたりも検討しているようです。
App Storeの成功がよっぽど目に眩しく写るのでしょう。

こういう点を見るだけでも、Appleの商売のうまさ、ビジネスモデルも含めたトータルデザインの秀逸さが目立ちます
で、2番煎じ3番煎じの「Android Market」や「Java Store」はどうか?

ポイントは、コンテンツ提供者の課金・収益モデルをどこまでサポートできるかにかかっていると思います。

日本ではすでにドコモのiモードなどがビジネスモデルを確立していますね。
iPhoneやらAndroid携帯やら日本のガラパゴス携帯など、各端末の差は脇へ置いておいて、このコンテンツ配信プラットフォームのビジネスモデルを簡単に比較しますと・・・

■App Store

  • アプリは売り切りが基本で、月額課金(iPhone OS 3.0移行で提供開始)はほとんど無い。
  • アプリ一本あたりの料金は、無料~2000円前後。平均300円あたりのものが多い。
  • プラットフォーム提供側(Apple)と売上の30%~70%をシェア。
  • App Store以外で配信できない。
  • 通常のウェブサイトからApp Storeへの誘導は可能。
  • アプリが増えすぎて、すぐに埋もれてしまう。
  • 売り切りのため、アプリの人気の変動が激しく、人気ランキングの入れ替えが激しい。
  • App Store内での露出が人気に左右される上に、それをコントロールする術が無い。(人気の出るアプリを作るしかない)
  • iPhone OS 3.0移行でアプリ内課金や月額課金の仕組みが提供された。
  • アプリ開発にはMacが必要。

■iモード等

  • 公式アプリは月額課金が多い。(最近は売り切りアプリも増えてきた)
  • 月額300円~500円程度のものが多い。(売り切りアプリも同じぐらい)
  • 公式になるには審査がいる。
  • ドコモのiモードでは勝手アプリで自由に配信可能。
  • auではBREWアプリは無理だが、オープンアプリ(機能は限定される・Javaで記述)はある程度自由に配信可能。
  • ソフトバンクは勝手にアプリを配信することは現時点では無理。
  • 各キャリアごと開発が環境が違う。BREWアプリは開発言語そのものが違う。

■Android Market

  • 審査がいらない(とされている)
  • 自由に配信可能
  • 売り上げの70%がコンテンツ開発者にシェア。
  • 有料アプリの決済にはGoogle Checkoutを使用する。

こうしてみると、App Storeやiモード等は、配信プラットフォームの提供側(Appleやドコモ・au・ソフトバンクなど)が非常に有利であるという点。
そして、Appleは完全な囲い込みをしている点に対して、Android Marketはかなり自由度が高い(ように見える)という点。
日本のiモード等はあらゆる制約が多くて、日本以外で展開するのはまず絶望的に近いという点。

日本のiモード等はがっちりコンテンツ課金システムができあがっているので、日本国内だけに限定したらいいのかもしれません。
しかし縮小する国内市場を考えたときに、海外への収益モデルも同時に考えておいたほうがいいでしょう。

私としては、完全にAppleに拘束・支配されているApp StoreよりもAndroid Marketに希望を託したいですね。
Java Storeはまだまだ様子見です。

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このページは、lepracaunが2009年6月24日 13:57に書いたブログ記事です。

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