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2008年6月15日
各RIAプラットフォーム・・・真の狙いはOSを影の存在にすることか!?
このブログでは、立ち上げ当初からAdobe AIRやSilverlightなどの、RIA技術を追いかけてきました。
いまでは随分と余計な要素(いわゆるノイズ)が混じるようになってしまいましたが・・・
Adobeの「AIR」、Microsoftの「Silverlight」、Googleの「Gears」、Sunの「Java FX」、Curlの「Nitro」等々・・・
いずれも、ブラウザとデスクトップの両方にRIAを実現する技術で、アプローチ方法やベースとなる技術が違うだけで、その狙いはほぼ同じものだと思います。
それは、OSを影の存在にすることです。
ブラウザの枠を超えて、リッチなWebアプリケーションを実現するとか、ブラウザからPCのローカルデータにアクセスすることが「真の」目的ではないと思います。
どちらかというとそれはMicrosoftやAppleといった、OSを提供している企業を刺激しないための目くらましだと思います。
さて、ここ最近の私が個人的に気になった記事が3つあります。
- 新プラットフォーム戦争に備えよ。Google GearsはMicrosoftの利益を直撃する
- Curl、デスクトップRIA対応の”Nitro”をリリース
- OperaがGoogleの「Gears」をサポート
第一段階として、インストールして使うアプリケーションから、ブラウザを使うWebベースに移行があります。
Google ドキュメントや、Zohoなどで提供しているワープロソフトや表計算ソフトなどがその代表。
両者とも一部でGoogle Gearsを使って、PCのローカルデータにアクセスできます。
Webアプリケーションがどんどん進化して、インストールタイプのアプリケーションソフトと同等になったとしても、オンライン上でしか使えなかったら用途は限られますが、その問題はすでに実用レベルで解決目前にまでi至っています。
こうなると、なんでもWebベースで・・・となるのが自然の流れ。
企業でも個人のPCに保存して欲しくないデータは、サーバーで管理。そうでなければローカルに保存することを許可する。こういったデータの管理の仕組みも実現可能です。ローカルにインストールするタイプのアプリケーションより企業側のコントロールがしやすい点、導入コストが安くなるケースもあるでしょう。
なんでもWebベースで・・・となると、OSは何でもいいや・・・ってことになります。
まず、インストールして使うタイプのアプリケーションから、その存在価値が低下を始め、やがてはOS自体の存在価値が低下を始める・・・
Adobeの「AIR」、Microsoftの「Silverlight」、Googleの「Gears」、Sunの「Java FX」、Curlの「Nitro」等々・・・はいずれもその可能性を秘めています。
私は前から実用的なAIRアプリなどの出現を歓迎してきました。なぜなら企業が採用に至るような実用的なRIAがこれらRIA技術の革新の要だと思うからです。逆に言いますと、ガジェットのようなお遊び的なものしか出てないうちはまだまだといえるでしょう。
ここまで見えてくると、将来有望な企業・技術が見えてきます。
まず、上記の技術を開発・提供している企業(どれが将来の覇者になるかはわかりませんが・・・)
そして、これらの技術を使って開発できるクリエイターやデベロッパー・・・
さらに、これらをSaaSやASPとして提供する企業・・・ということになります。
個人ベースで考えれば、これらの技術を使って、デザイン・開発できるように日々情報を追いかけておくことが必要そうです。
それにしてもどれかがスタンダードな技術になるとしたら、いったいどれでしょうね?
WebクリエイターとしてはAdobe AIRあたりになってくれるとありがたいですが、実はGoogle Gearsが最も有望ではないかと感じています。
投稿者 lepracaun : 2008年6月15日 14:03
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